華やかなイルミネーション、ベルの音、寒そうに行きかう人々。皆さんもクリスマスムードに染まっていく街並みをみて気分が上がっているのでは?なかでも本場のホリデーの雰囲気を味わえるクリスマスマーケットは見逃せません。しかし関東圏内だけでもたくさんのクリスマスマーケットが開催されており、どこに行ったらいいの?と思っている皆さんも多いいのではないでしょうか。そこで今回は、きってのクリスマス好きで関東各地の主なクリスマスマーケットを昨年すべて回った私が、それぞれのマーケットの見どころと気を付けたいポイントをまとめてみました。これらのスポットは基本的に毎年、内容や雰囲気は引き継ぎながら開催されるので、今年もでも、来年以降でも、ぜひ参考にして素敵なホリデーの思い出づくりをしてみてください!
christmas markets here
- 東京クリスマスマーケット in 明治神宮
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明治神宮のクリスマスマーケットは東京最大級!圧倒的広さと出店数を誇る、関東二大マーケットの一つです。
開催期間:11/19-12/25
フード:今年は34店舗の出店で、定番から個性派までたくさんのフードがそろっています。
アイテム:いろいろな種類のクリスマス雑貨を扱う店舗が今年は22店舗。昨年よりも出店数が増え、扱うアイテムの種類も増加。かわいらしい海外輸入品が並びます。
チケット:時期によっても異なりますが、クリスマスが近くなると2000円のチケットの購入が必要。しかし事前に購入しておけば人気のオリジナルクリスマスマグカップがもらえるのも魅力!入場料は高いですが、毎年限定のマグカップの値段と思えば安いかも?
混雑:実はこのクリスマスマーケットは2015年から毎年日比谷公園で行っていたものが、会場を移し、引き継がれたもの。日比谷公園よりも圧倒的に広い明治神宮に移動したことで混雑緩和が実現し、飲食スペースのエリアも増え、ゆったりと楽しむことができるようになりました!
デコレーション:明治神宮のクリスマスマーケットのシンボルは何といっても「クリスマスピラミッド」。ドイツからやってきた高さ14mの木製ピラミッドはとても美しく、出店小屋も一つ一つが木の温かみを感じられるクラシカルで素敵なサンタやトナカイのデコレーションで、本場のクリスマスマーケットの雰囲気を感じることのできる会場です。 - クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫
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都内ではないものの毎年大きな賑わいを見せ、周辺一帯のイルミネーションとともに2つ目の関東二大クリスマスマーケットが横浜赤レンガ倉庫で開催されます。2010年からスタートし15回目を迎えたこちらも過去最大の58という出店数、メイン会場とサブ会場のそれぞれがしっかりと広さを持ち、クリスマスの雰囲気を思う存分に感じられます。
開催期間:11/22-12/25
フード:明治神宮と同様に定番から個性派までたくさんの種類をそろえ、特にしっかりとした食事系や写真映えするかわいいフードを扱っている印象です。
アイテム:横浜のクリスマスマーケットはオーナメント、ポストカード、リースなど、たくさんのクリスマス雑貨にも手を抜かないところが魅力!歩いているだけで楽しく、お手頃なものからしっかりとしたものまで、あなたのお気に入りを見つけられること間違いなしです。
チケット:通常入場料は500円と低価格で大満足のクリスマスマーケットですが、入場のために長蛇の列に並ばないといけないのが難点。海が近いため寒さにも耐えながらの列待ちになっていましたが、今年からついに、優先入場チケット(1500円)が誕生しました!
混雑:上記の通りチケット制ですが会場内の混雑を防ぐため入場制限を設けているのか通常待機列が異常に待ちます。その分会場内は余裕をもって行動できますが、飲食スペースはそこまで設けられていないため食事をするテーブルと椅子を見つけるのは一苦労です。実はこのマーケットは再入場が可能なため、待機列対策としては混雑する夜に入場するのではなく、明るいお昼頃に一度入場し、暗くなってから再入場列で早く入場することができるという裏技もあります。
デコレーション:横浜のシンボルは高さ約10mのモミの木を約2万球のLEDで装飾した「巨大クリスマスツリー」。たくさん並んだ本場の木の小屋と一緒に見るとっても美しいクリスマスツリーは一気にクリスマス気分でいっぱいにしてくれます。これらの2つは、しっかりがっつりクリスマスマーケットを楽しみたい!という方向けで、最も大きな違いは入場料と混雑具合です。出店店舗も、デコレーションの系統もそれぞれ近い2つですが、それぞれシンボルはクリスマスツリーかクリスマスピラミッドか、という点も異なります。少しづつ全体の雰囲気も違いますので是非比較できる方は両方を、忙しいという方はアクセスや周辺の施設も照らし合わせながらあなたの好みに合う方に行ってみてください。
では次に紹介したいのは都心に位置し、ちょっと立ち寄ってクリスマスマーケットを楽しみたい方向けの会場たち!
- ROPPONGI HILLS Christmas Market
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実は18年目で今回紹介する中で最も歴史の長いクリスマスマーケットが六本木ヒルズ内のこちら。周辺にけやき坂イルミネーションやミッドタウンの特設スケートリンクもあるため、一気にたくさんの冬を感じることもできちゃいます。
開催期間:11/23-12/25
フード:定番をそろえた6店舗でTHE王道を余すことなく楽しめるラインナップです。
アイテム:本場ドイツの有名なクリスマス用品店ケーテ・ウォルファルトの店舗が毎年登場。とってもかわいいオーナメントや雑貨をそろえ、お値段は高いですが毎回列が作られる人気店です。他にも4店舗の物販店舗が並びます。
チケットと混雑:入場料無料!しかしその分どの店舗も大混雑します。テーブルも数が少なくゆっくりとクリスマスマーケットを楽しみたい!という方向けではありませんが、さっと立ち寄るだけでも十分にクリスマスを感じられる人気マーケットです。
デコレーション:明治神宮のクリスマスピラミッドの縮小版が毎年飾られており、細かいつくりまで近くで見ることができます。こじんまりとしたあたたかなクリスマスマーケットを感じられ、木の小屋に飾られているナットクラッカーも特徴です。 - AZABUDAI HILLS Christmas Market
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同じヒルズ系列なだけあり、六本木ヒルズのクリスマスマーケットとデコレーションや雰囲気は似ていますが、会場の広さや出店している店舗は異なるのが麻布台ヒルズのオープンと一緒にスタートしたクリスマスマーケットです。
開催期間:11/23-12/25
フード:六本木に比べると専門的でレベルの高いフードをそろえている印象で、12店舗が並びます。
アイテム:六本木ヒルズと同様のケーテ・ウォルファルトの店舗が特設されますが、比較すると店舗内の広さが二倍ほどあり、より短い時間で入場できます。他にも今年は物品5店舗も出店。
チケットと混雑:同じく入場料無料!そして六本木との大きな違いが会場の広さ!まだスタートしたばかりで知名度が比較的低いこともあり、前者の最大の難点である混雑が緩和されているため落ち着いた雰囲気で楽しめます。しかし今後知名度が上昇していけば混んでいくかもしれないため、要注意。
デコレーション:モミの木のツリーが登場する他、華やかなアーチ状のゲートをくぐった先に広々と空間を使った木の小屋が立ち並ぶ雰囲気は本場そのものです。 - クリスマスマーケット in 東京スカイツリータウン
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2022年に3年ぶりの開催を果たしてから知名度が上昇したソラマチのクリスマスマーケット。上記4店舗がそれぞれ1と2、3と4で似ている者同士と分類できるとすれば、スカイツリーのクリスマスマーケットは一味違う雰囲気を味わうことができます。ソラマチ自体が商業施設であるため、ショッピングのついでにも訪れやすい立地と一足早くスタートする点が魅力です。
開催期間:11/7-12/25
フード:ほかのクリスマスマーケットは世界中のブランドがそれぞれ出店しているのに対し、こちらは種類ごとの専門店という形でフードやドリンクを扱っています。ソーセージ専門店やチュロス専門店、ワイン専門店など、今年は11の小屋が並びます。
アイテム:クリスマス雑貨を扱う小屋は1店舗と少なめ。一緒に雑貨も楽しみたい方にはあまり向きません。
チケットと混雑:こちらも入場料無料!長居する方が少なく比較的簡単に席を見つけることもできますが、写真撮影スポットは種類が少ないからか列を作っています。
デコレーション:少しポップなサンタやトナカイのデコレーションが特徴で、スカイツリーと一緒にツリーを楽しむことができます。
my favorite
私のお気に入りは横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケット!クリスマスの雰囲気を最大限に感じたいため、大規模マーケットの中でもアイテムが充実している横浜を選びました。入場料に関してもお得ですが、人によってはアクセスと交通費を考えると明治神宮の方がお得と感じる方もいるかもしれません。また、圧巻のクリスマスツリーもお気に入りなので、ぜひ赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットをお勧めします。ただ、入場の待ち列だけどうにか緩和されればなお嬉しいです。待つ価値があったと思えるクリスマスマーケットだと個人的には思います!
今回は関東圏の5つのメインなクリスマスマーケットの長所と短所それぞれ紹介しました。クリスマスを楽しみたいけど、どこに行ったらいいの?と迷われている皆さんの助けになったら幸いです!Happy Holiday!