澄んだ空気に鳥のさえずり、太陽の下で金色に光る木々。まるで魔法のように美しい窓の外の世界にうっとりわくわくする一方で、なんだか寂しくてむなしくて、何かとセンチメンタルになりがちなこの秋の季節。こんな時は、大好きな友達と語り合ったりちょっと冒険してみたりして、思いっきり泣いたり笑ったりしたいですよね。でも、残念なことに今年は友達に会いに行くことすら難しくなってしまって、きれいな景色と友情というベストカップルが織りなす思い出たちもどこへやら。。。今回は、友達の温もりが恋しいこの時期に、涙なしでは観られない美しい「友情」を描いたおすすめの映画を7つ紹介します。
- Stand by Me (1986)
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友情映画の代名詞と言えばこれ。雄大なオレゴンの自然と少年たちの美しい友情のコントラストに心打たれること間違いなし。
「12歳の時のような友人を、私はその後二度と持ったことはない。誰でもそうなのではないだろうか。」
大人になった主人公ゴードンのこの言葉とともに、きっとあなたの子供時代もふと蘇るはず。
- Léon: The Professional (1994)
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勇敢な少女と寡黙な殺し屋の固い絆の物語。この斬新な組み合わせはなんとも魅力的で、普通ならありえないような友情とも愛とも言えるちょっと変わった二人の絆に、ぐっとくるものがあるはず。
- A Perfect World (1993)
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「友情」って思ってもみないところからやって来るもの。そんなことを教えてくれる、クリント・イーストウッドが監督を務めるこの映画は、暴力的でもありながら清々しく、辛くもありながらなぜかいつも穏やかな時間が流れている。幼いフィリップがブッチを呼び続けるラストシーンは涙なしには観られない。
- Cinema Paradiso (1988)
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誰もが一度は聞いたことのあるサウンドトラックは、今年逝去したイタリア映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネによるもの。シチリアの風景と感傷的な旋律が、トトとアルフレードの友情を美しく反射している。ぐっと心に訴えかける、一度観たら決して忘れることのできない作品。
- The Shawshank Redemption (1994)
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Stand by Meと同様、原作はあの有名なスティーブン・キング。どんなに辛い現実の中でも生きている限り必ず希望はある、ということを教えてくれる作品。固い友情で結ばれた二人の男の生きることを決して諦めない姿に、きっと心揺さぶられることでしょう。
- Thelma and Louise (1991)
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これを観たら、あなたもきっといつもよりちょっと大胆に冒険したくなるはず。壮大なアメリカ南西部の砂漠を駆け抜けてゆくテルマとルイーズの行方は?男性優位社会に立ち向かう勇敢な美しい二人にきっと元気付けられる。
- Dead Poets Society (1989)
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『いまを生きる』の邦題で有名なこの作品。厳格な名門校の男子生徒たちとそこにやって来た型破りな教師の美しい絆に、誰でも心打たれるはず。名優ロビン・ウィリアムズは今もこの映画を通して、真の教育、友情を語りかけてくれる。
“Seize the day, boys. Make your lives extraordinary.” 「いまを生きろ。素晴らしい人生を送るんだ」
いかがでしたか?たまにはロマンスではなく、友情もので涙を流すのも素敵かも。家にいることが多いこんな状況だからこそ、映画で大切な友人や昔の記憶について思いを巡らせてみては?いつもに増して虚しい今年の秋も、映画の魔法でドラマティックに!