大学での一学期目、履修登録に悩む新一年生はとても多いはず。ただでさえ難しい履修登録は、パンデミックの影響で情報収集等がさらに難しくなっていると思います。そこで、HCICUのそれぞれ2、3、4年生がそれぞれの経験から春からICUの皆さん(上級生の皆さんもぜひ!)へのアドバイスを書きました。私たちの失敗や経験が、少しでも皆さんの力になりますように!
- ICUにはどんな授業があるの?
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ICUではさまざまな授業があり、ICU生がよく使う授業の名前があります。
例えば、ICUはバイリンガル教育であるため、日本語で行われる授業は「J開講」と呼ばれ、英語で行われる授業は「E開講」と呼ばれています。卒業要件のために日本語または英語で受講する必要な授業の数は、受講する言語プログラム(ELAまたはJLP)によって異なります。
覚えておくべきもう1つのカテゴリがあり、学術基礎となる部分の一般教育科目(ジェネ)と基礎科目(ファンデ)です。たとえば、基礎科目はメジャー要件ともなり得るため自分の専攻を決める上で大切です。もちろん、体育など卒業に必要なクラスは他にもたくさんあります。ですが、この記事では、日本語と英語の授業、特定のテーマまたは専攻に関する授業を中心にアドバイスします。
- 24卒うたこからのアドバイス
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まず、春学期に興味がある科目(主に基礎科目)をバンバン取ることをお勧めします!個人的に春学期のcourse offeringsが一番充実していて、自分の興味分野を探るには良いと感じました(周りのクラスメイトからも似たような声が多かったです)。反対に、冬学期は「面白そう」と純粋に感じられる科目を見つけるのが難しかったので、ジェネの卒業要件と照らし合わせながら履修した科目が多かったです。入学早々基礎科目をたくさんとって少し不安でしたが、今では良い選択だった、と満足しています!
また、ある学期の履修を考える際にはcourse offeringsから他の二学期のもチェックすること!そうすれば、時間割が被ったりしている科目が他学期でも開講されているかを把握できます。そして、他学期でも開講されている授業だけど、教授が別という場合には、それぞれのシラバスを見て、どっちの学期の授業を受けたいかを考えることも大切です。同科目・同言語でも教授が違うと内容、課題の量、学びの目標等が大きく異なることが多いので、確認することでより自分に合った授業を履修できると思います!
- 23卒ケイティーからのアドバイス
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一つ目のアドバイスはジェネの授業を取りすぎないことです。私は、一年生の時にジェネを取りすぎてしまって、今二年生になって宿題の量が多くなってしまいました。ジェネの授業は基本的にファンデやエリア授業よりは簡単なので、4年間少しずつ取ることをお勧めします!一学期に一つジェネの授業を取るのが良いと思いますが、留学を考えている人はもう少し頻繁に、二つほどジェネの授業を取るのも良いでしょう。
二つ目のアドバイスは、一年目に様々な専攻の授業、ファンデやエリアコースを取って試してみることです。私は二年生になってから、一年生の間にやっておけば良かったと後悔しています。最終的にそのメジャーを専攻しなかったとしても、卒業用件の大部分を占めるエレクティブの単位として登録されるので、一石二鳥です。
- 22卒じゅんからのアドバイス
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私がまず勧めたいのは、興味のあるメジャー要件の授業は最初の2年間でたくさん履修することです。ICUでは、2年生の終わりにメジャーを選択します。この際に、メジャー要件を満たしていて、選べるメジャーの数が豊富な学生が満足した選択ができます。私も、最初の2年間でとりあえず興味のあるエリアメジャーの授業を片っ端から履修しました。そのおかげで、メジャーを選ぶ際は選択肢に困ることなく、納得のいくメジャー選択ができました。既にメジャー候補が決まっていたとしても、違うメジャー分野を勉強することで新しい学びが生まれます。少しでも気になるエリアメジャーがあれば、ぜひ挑戦してみてください!
また、ジェネは必ずしも1年生の間に埋める必要はありません。ジェネは卒業必須要件のため、とりあえず1年目はジェネを取りまくる、という学生は多いです。ただ、ここで覚えておきたいのは、3年生でメジャーを決めるために2年間でメジャー要件を埋めないといけないけれど、ジェネは4年かけて履修すればいいのです。ジェネとメジャー要件の両立のコツは、Kaitieの言うように、毎学期少なくともジェネを1つ履修することです。履修科目が全てエリアメジャーまたはメジャー要件の場合、課題の難易度と量に押し潰されてしまうかもしれません。難易度が比較的易しめのジェネを少なくとも1つ取ることで、バランスの取れた履修ができると思います。ぜひこのアドバイスを取り入れてみてください!
HCICUメンバーによる、履修登録のアドバイスでした!それぞれの経験に基づいたアドバイスなので、必ずしもこれが正しいというわけではありませんが、少しでも皆さんの役に立てていれば嬉しいです!何よりも大切なのは、自分に合った履修バランスを見つけること、そしてそれを含めたICUでの全ての経験を楽しむことです。全力で楽しんでください!